10月6日~10月7日の1泊2日、「栃木市を遊びつくす体験モニターツアー」に参加しました。本格的な再開が見込まれるインバウンドの地方誘客や観光消費拡大を促進するため、観光庁の支援を受け、栃木市、および栃木市グランドホテル株式会社が主体となり、同ツアーの開発に取り組んでいます。

今回のモニターツアーは、できあがったツアー検証段階に位置します(なので、ただの遊びではなく、ユーザーとしての厳しい批評眼が求められる……。がんばれ、ヤマトの学生)。

ツアー前日は栃木駅前のホテルchanvreに宿泊し、当日は4時に集合(!)の上、渡良瀬遊水地で気球体験を楽しみました。今回のモニターツアーに当たって直接奔走いただいた、株式会社SET UP JAPANの佐山さんによると、気球は大変天候の影響を受けやすい繊細なもので、当日本当に飛べる確率は「40%くらい」とのことでしたが、見事、飛びました。上空からは遊水地のハート形がきれいに見下ろせ、秋の早朝の県南ののどかな田園風景が満喫できました。

今回のツアーのさらなる目玉は、工場跡地を利用した本格サバイバルゲーム体験、また「蔵の街栃木」の風情を満喫してもらう「浴衣で街歩き体験」など盛り沢山でした。街歩きには地元の国学院栃木高校の生徒さんが英語ガイドを買って出てくれ、地域レベルでの国際交流も実現したようです。

このほか実際のツアーには、特撮ものの撮影や、最近では結婚写真、卒業記念撮影等でも人気の「岩船爆破体験ツアー」などが用意されているようで、外国人観光客誘致のための強力なコンテンツになることは間違いありません。