「日本で僕を助けてくれた皆さん、ありがとうございました。お世話になりました!」
平成29年12月、重い結核を患い闘病とリハビリを続けていた私たちの学校の学生ピョーミントゥン君(ミャンマー出身)をこのホームページをご覧の皆様はご記憶でしょうか。
平成29年3月に病院へ緊急搬送され、一時は命も危ぶまれ、遠い母国からご家族が駆け付けたこともありましたが、9か月にわたる懸命の療養と、「ピョーくんを救う会」に暖かなご寄付をくださった大勢の方々のおかげで、彼は無事、帰国を果たすことができました。
あれから1年が過ぎ、いま彼は母国ミャンマーでどうしているのでしょうか。彼のその後が気になる皆様に今回はうれしいお知らせがあります。
平成31年3月22日、私たちはヤンゴンに彼の自宅を訪れ、元気に過ごしている彼に1年3か月ぶりの再会を果たすことができました。見違えるほど元気になり、今では病院通いとリハビリもとうに終わり、自分の足で歩き、日常生活を普段通りに送れるまでに回復していました。久しぶりの日本語ながら、問題なくコミュニケーションをとってくれ、今の最大の悩みは、「少しでも早く日本語を生かした職業に就くことだ」と話してくれました。
日本での闘病中一番気がかりだったことはやはりお金と、様々な手続きの(外国人にとっての)難しさ、そして情報の得難さだった、とのことです。その苦境を支えてくれた「救う会」の活動にご賛同くださった皆様に彼からのお礼の言葉をお伝えします。
「日本で僕を助けてくれた皆さん、ありがとうございました。お世話になりました!」
ピョー君と出井前理事長